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梅毒かどうかが気にかかっている人が把握しておきたい一般的な初期症状

梅毒とは世界中で古くから存在している性病で、過去にも多くの死者を出している代表的な感染症です。1943年にペニシリンによる治療が成功してから感染は激減していますが、近年日本で増加してきている傾向もあります。特に20代前半の女性患者が多く、先天梅毒の増加が懸念されています。先天梅毒というのは母親から胎児へ移る梅毒のことで、生後間もなくからさまざまな症状があらわれるため大変危険です。最近性行為を行った相手が梅毒を発症したなど、自分も感染している不安がある場合にはすぐに病院に行きましょう。梅毒の潜伏期間は約3週間と長く、自分も相手も気が付かない間に感染していることも多いようです。初期症状は、感染から約3週間で初期硬結が起こります。初期硬結とは性器や肛門付近にできるしこりのことで、0.5~2cmほどの大きさになり、その後硬性下疳という潰瘍になります。硬性下疳は初期硬結でできたしこりが破れ、赤くえぐれたような形になるので可視できるのですが、無痛であることや肛門付近に集中することから見逃してしまうことも多くあります。硬性下疳は無治療でも数週間で治り、気が付かないままに次のステージへ進むことが多いです。硬性下疳が完治してからさらに数週間後に、手のひらや足の裏を含む全身に、赤い発疹があらわれ、発熱や倦怠感など風邪のような症状をともないます。この段階で梅毒に感染していることに気が付く人が多く、硬性下疳の段階では見逃してしまうことも多いので、性交による感染が多いのです。風邪のような症状や発疹があらわれ、梅毒に感染していることに気が付いた段階ですぐに治療をすれば大半は治る病気なのですが、風邪のような症状や発疹も数週間で治るため放置する人もいます。無治療のまま放置すると数年後に血液や神経に影響が出て、最悪の場合死に至ります。梅毒かどうか気にかかっているということは、なんらかの症状がでているか、あるいは性交を行った相手が感染していたことを知った段階であると思います。不安を感じている場合、すぐに病院に行き検査を受けることをおすすめします。梅毒は決して治らない病気ではありませんし、早期の治療で辛い症状の防止にもなります。そして、自分が感染していることが判明した場合には、初期症状が出る前の潜伏期間から誰かに移している可能性がありますので、パートナーや性行為を行った相手にすぐに伝える必要があります。